恥ずかしいので大きな声では言えないが、うちの子どもたち、起きたらまずスクリーンタイムが日課になっている。
教育上絶対良くないだろうし、私もすごく嫌なのだけど、うちの子たち、めっちゃ早起きなのだ!
スクリーンが朝の日課になってしまったわけ
一応、6時まではリビングに行ってはいけないことにはなっているけど、5時半くらいから(起きて)スタンバイしていることも多く、5時50分くらいからはネチネチと催促が始まる。
放っておくと兄弟喧嘩するか、退屈退屈と言ってぐずぐず泣いたりするから、ほんと朝から嫌になる。
とりわけ、脳内多動により睡眠が得意でない長男。
脳がフル回転しているため興奮で早起きするのは新生児からの習慣?だが、よく眠れていないため体力がなく、気持ちは勇み立っているのに、遊ぶだけのエネルギーがないことも多い。
働きすぎて疲労しているけど仕事が心配で早起きしてしまうサラリーマン的な?
そんな時、動画を見ることで少し体を休ませることが出来るようで、ちょっと見ると落ち着くことも多いのだ。
(量を間違えて試聴が長すぎると、逆に機嫌が悪くなる)
そんなこんなで、諸々を試した結果、親もほとほと疲れて、起きたらしばしスクリーンという今の形に落ち着いている。
暗闇で暗い画面を見る
我が家の長男は、暗闇でビデオを観るのが好き。
しかも、デバイスの輝度をぎりぎりまで落として、かなりの暗〜い画面を見ている。
これって、感覚過敏の子にはよくあるのかな?
光に対して感覚探求のある子だと逆に、輝度を常にいっぱいにして眩しい画面を見ると聞くけど、長男は逆だ。
(老眼の)私にとってはかなり見づらく、疲れすぎて一緒に見れない。
冬になり朝が真っ暗な今の時期、子どもたちがスクリーンタイムをしている間に(夫が)朝食やお弁当を作るので、本当はキッチンの電気をつけたいのだけれども、ちょっとでも点灯すると、涙まじりの怒号が飛んでくる。
調光機能付のダウンライトを薄く点けるだけでも気に触るらしいので、これも合理的配慮かと諦めることにして、今は冷蔵庫やパントリーの扉を開けるときの灯りを頼りに朝の準備をしている。
スクリーンタイムさえ終われば普通に電気をつけて大丈夫なので、やはり部屋の照明とスクリーンの明るさのコントラストが大切なんだろう。
日頃のストレスを思う
SPD(感覚処理障害)のある長男。
入ってくる感覚を脳内で処理する力が普通の人と異なり、感覚過敏、感覚回避、感覚探索、色々と混ざっている。
なので、彼が日々、何をどのくらいどのように感じているのか知るのは不可能だ。
暗いところで暗い画面を見ると楽だということに、本人も私たち親も、気づいたのはつい最近だ。
小さい頃は映画館が苦手だったので、単に光に過敏なんだろうと思っていたし、今は普通に映画館で映画も観れるので、年齢と共に過敏を克服したのかな、くらいに思っていた。
でも、今年の冬になって初めて、暗い部屋で画面を暗くすると楽ちんだということに気づいた。
それさえも、「発見したよ!」みたいな(かわいい)感じではなく、「電気をつけたら激しく怒る」という、瞬間的な反応によって親が気づく、という経緯なのだ。
そう思うと、彼の生活の中には、まだまだ言語化されていない困難さが隠れていて、なんとなくストレスを感じながらも、無意識のうちに頑張って適応しているんだろうな、と思う。
もう少し大きくなって、「え、他の子たちは違うの?」ということに気づき、言語化したり、対策を一緒に考えられるようになると良いな、と、毎日思っている。
そして言語化できないうちは、私が出来る限り観察し、代わりに言語化や対策の試行錯誤をするしかないな、とも。
うーん、修行!!!
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うちの息子、こんな子です😊
絵本を作ったので、よろしければ読んでレビューなど書いていただけますと、似たようなお子様をお持ちで悩んでいる保護者の方に届きやすくなるかと思います。
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8月に帰国予定なのですが、日本の学校が合わなかったらマレーシアに行こうと、かなり本気で考えています。
生活費もインターナショナルスクールの学費も、日本やニュージーランドに比べてかなり安くなります。
我が家は家族4人での移住計画なのでビザとかちょっと面倒なんですが、母子留学であれば、子供に学生ビザ、一緒に行く母親に保護者ビザで、かなり簡単に取れるようです!
国境も今はオープンなようなので、サマースクールでお試しもありかと。
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