サッカーブーム！

長男の通っている学校で、サッカーボールを持参し始めた子がい、それをきっかけにサッカーブームが到来している！
学校に行く前に公園（通学路）でパパとサッカー、急いでランチを食べてお昼休みにクラスメイトとサッカー、放課後は公園でお友達とサッカー、と、毎日サッカー三昧だ。

オタクっ子だと思っていた我が子が、よもやこんなスポーツ少年だったとは、知らなんだ！

意外だったサッカーブーム
サッカー教室に入会

意外だったサッカーブーム

幼い頃は発達障害を疑っていたのも、発達っ子によくある協調運動の苦手さが顕著だったからだ。

何もないところでよく転ぶ。
人や家具にやたらとぶつかる。
足はあざだらけ。
球技が苦手で、サッカー、野球、バドミントン、何をやらせても空振りがすごい。
などなど。

スポーツ少年になることは一生ないだろうと思っていた。

が。

なぜか空前のサッカーブームが到来。
しかも、練習するにつれて、親が思った以上に上達してきて、今やクラスでトップ３に入るくらい（と言っても全校生徒20数名だけど）までになった。

もともと、本人のキャパが狭いので放課後も週末も自由時間たっぷりにしてあるし、朝は早起きだし、夢中になると一直線だしで、朝学校に行く前にパパや弟と、昼は急いでランチを食べてクラスメイトと、放課後も、終わるや否や公園に繰り出してクラスメイトと、サッカーをやりまくっているのだから、まあそりゃあ少しは上達するってもんだ。

サッカー教室に入会

ブームから2ヶ月くらい経ったころ、クラスメイトのママと相談して、さりげなくサッカー教室を進めてみたところ、素直に「体験に行ってみようかな」となり、体験してみたところ、体験した全員が「他の子が入るなら自分も入る」となり、みんなで入れば怖くない効果の力を借りて乗り込んだ。
その後、毎週水曜になるといそいそと出かけていくこの子達を見ていた他のクラスメイト数人も加わり、合計７名での集団入会となった。

みんな普段は、寝転がってようが、ぴょんぴょんしていようが、話の内容が分かってればOKな学校に通っているけれど、サッカーのコーチは優しくも厳しくて「話を聞くときはコーチの顔を見て！」と言われる。
初めはどうなることかとヒヤヒヤしたけど、なんと長男含め、みんなちゃんとコーチの言うことを聞けていて、すごい！となった。
なんなら長男も、もしや定型では？と疑うくらい、普通に振る舞っているのだ！
コーチすごい。

今のところ、サッカーにも、チームのカルチャーにも、スポーツマンシップにも、順調に馴染んでいる様子が見られている長男。
完全オタクチームと思っていたが、まさかのスポーツ少年になる可能性を見せ始めているとは。
何を隠そう、オタク女子だった私と違って、スポーツ少年だった夫のDNAがこんなところで出てくるとは。

母の私から見ると、キックの瞬間の背骨の形とか、蹴るために踏み切る時のタイミングの悪さとか、不器用そうに無駄な動きが挟まれる感じとか、スポーツのセンスがある子供でないことは明らか。
けれど、筋力の強さ（メチャクチャなフォームなのに走るのは結構速い）と知能の高さ（理屈で説明されるとすぐに仕組みは飲み込める）でカバーできているようなので、頑張って欲しいと思う。

何より、今の年齢で体をたくさん動かすことが、脳と身体の成長に与える影響は大きいと思うので、じゃんじゃか頑張ってほしい！
苦手な、手足の協働運動も、改善されることを祈りつつ。