学級担任とギフテッドについて面談

発達凸凹
スポンサーリンク

来年度のギフテッドプログラムに申し込むためには、学級担任からのアンケートと、学校長の許可(週に1日学外授業になるため)が必要なので、担任に面談を申し込んだ。
結果としては、軽ーい感じで認められたのでほっとしたのだが、思うところなどもあったりしたので、詳細を記録。

WanakaにあるPuzzling Worldに遊びに行きました。脳の刺激に良き。

メールで面談を申し込む

Mind Plusというギフテッドプログラム(こちらの記事を参照)に申し込むにあたり、親からのレファレンス学級担任からのレファレンス学校長からの参加許可の3点が必要となるため、とりあえず担任の先生にメールを送った。
長男の学校ではお知らせ関係はほぼデジタルになっていて、学校だより、欠席連絡、成績レポートもメールもしくはアプリで行っている。
メールを送る時に、内容もある程度書くか、時間を作って欲しいとだけ書くか迷ったのだが、ロックダウン明けかつ春休みが目前、ということで、最短で話し合いが進むようにある程度の内容をメールに書いておくことにした。
メールに書いた内容は以下。

・幼児期より疑っていた発達障害を特定するために医療機関を受診したところ、ギフテッドネスを含む2Eの可能性が高いと言われた
・発達検査を行なった作業療法士もギフテッドネスを示唆
・現在は週1での療育を行なっている
・診断した医師にギフテッドプログラムを勧められた
・ついてはプログラム申し込みにあたり、担任のアンケートと校長の許可を頂きたい
・以上のことについて、一度お話ししたいので、時間を作ってほしい
・また、この機会に長男の学校での様子も詳しく知りたいので、もしよければ隣のクラスの先生(習熟度別学習の時はほぼその先生に担当してもらっているため)にも同席してもらいたい。


英語の作文は夫に任せているので(日本では私がしていた!)あまりよく覚えていないが、だいたいこんな感じ。
ギフテッドとの正式な診断もまだ出ていないし、天才的!というほどの面があるわけではないので、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだし、何より勘違いモンペ的に思われたらどうしよう…というプレッシャーがすごかった小心者な私たち夫婦…。
お返事はすぐに来た。

隣のクラスの先生と電話面談

お返事で面談は快諾してくれたものの、隣のクラスの先生と揃っての面談は都合を合わせるのが難しいとのことで、隣のクラスのR先生とは電話で面談をすることになった。
学習面を見てくれているのはほぼR先生なので、学習の様子を知りたかった。

電話で話したのは英語の達者な(?)夫で、私は隣で聞き耳を立てるだけだったが、話し始めてすぐに
「Yeah, he is definitely gifted!」(絶対ギフテッドよね!)
という明るい発言。
先生がどれくらいギフテッドについて理解しているかはともかくとして、とりあえずやれやれとは思われていなさそうで、かなりほっとした。
読み書きもよく出来ているが、そこまですごく出来るというほどではない(英語圏に引っ越してきてまだ1年も経っていないので、これは予想通り)が、算数は、概念を理解する力が強くて、新しいことを教えても一瞬で理解しているそう。問題の答えを言う時は理由までしっかりと説明してくれるので、それを聞くと正確に基本的な概念を理解していることがわかる、と言われた。
家でもそんな感じなので、親としても、そこは想定内という気持ち。
R先生とは学習面についてのみ話したので、
「ギフテッドってことでOK!」
みたいな確認で終了。
申請に問題はなさそうで、第一段階クリア。

担任との面談

数日後、担任のD先生と話すために学校を訪れた。
忙しい中、ランチタイムに時間を作ってくださり有難い。

いつも明るくて大らかなD先生。この時もやはり「Yeah, he is gifted! No doubt!」(疑いなくギフテッドよね)という発言をはじめとし、とてもポジティブにいろんなことを話してくれたので、私たち夫婦の心配をよそに、面談は和やかかつスムーズに進む。

先生のお話をまとめると
・学習面は全く問題ない
・とにかく学ぶことが大好きなのがよく分かる

とのこと。

長男のことをよく見てくれているな、と思ったのが
・チャレンジされるのが大好きだから、課題が簡単すぎないように気をつけている
・忙しいのが好きだし課題を終わらせるのが早いから、彼には特別に第2第3の課題をいつも用意するようにしている

という話で、ありがたくて涙が出そうだった。
何も言ってないのに、よく気づいてくれている。そうなんですよ!

とっても意外だったのは、
・学習面だけでなく、日頃の行動も素晴らしい。大人の話もよく聞いているし、他の人にも親切だから、クラスのロールモデルになっている
夫婦で顎が落ちたよね…。

爪や袖を噛んだり、貧乏ゆすりしたり、椅子からずり落ちたりしてませんか?と尋ねても先生は「???」。
家での多動、弟への攻撃性、話が聞けない、お片付けできない、その他色々。
学校では完全に封印している様子!
これじゃあ放課後に一気にストレス発散の多動発動するわけだよね、としみじみと納得。
これがマスキングというものか。

ギフテッドプログラムについて校長の許可はどうすれば良いかを聞くと
・私の方から伝えておくから、必要なことをメールにて直接送ってほしい
とのことだった。
実は、Mind Plusの方に問い合わせたら、こちらの小学校から既に何名か通っている子がいると教えてくれたところだった。
Mind Plusへの参加校となるためには、学校からMind Plusへ会費的なものを支払う必要があるので心配していたが、登録済と聞き(HP上の参加校リストに名前がなかったので心配していた)ほっとした。
なので、校長としては特に問題がないはずと言われた。

これで、あとは自分たちのレファレンスを記入して送るのみ!

進級についての嬉しい配慮

それから、気になっていた来年の進級についても聞いてみた。
現在1-2年生のミックスクラスの中で、既にトップグループにいて、年末までには2年生の学習内容が終了するだろうと、前回の3者面談で言われていたので、来年2年生になったら一体何を学ぶのか???と心配だったのだ。
すると逆に
「ご両親としては何か希望がある?」
と尋ねられた。
「飛び級をして3年生になっても、学習面では問題ないはずだけど、お友達も担任も教室も変わってしまうから、もしも情緒的に不安だったら、みんなと一緒に2年生になって、学習内容だけ長男くんに合わせて別な課題を用意するように手配できるわよ。学習する時間だけ3年生のクラスに行けるようにも、もしかしたら出来るかもしれない。でも、3年生に飛び級したいなら、できるだけ知ってる子や仲の良い子がいるクラスを選ぶようにしてあげる。本人がハッピーなのが一番大切なことだから、本人とも話し合ってみて、最終学期の半ばくらいにもう一度面談をしましょう。本人とご両親が希望するようになんとかする(I will make it happen) !」
そして最後には
「長男君にとって学校がハッピーな場所になるように、私に出来ることがあったらなんでも言ってね!学校の勉強が簡単すぎたらもっと難しい課題を用意するし、基本的に小学生には宿題を出さない方針なんだけど、土日やホリデー中に課題があった方がよければ、何か用意するから!」
とのこと。
もう、なんていうか、泣けるよね。
Twitterであまりに多く見かける「学校が理解してくれないことによって不登校になってしまったギフテッドの子供達」の先生たちに聞かせたいよー。
ニュージーランドならどこでもこんなにオープンマインデッドなわけではないようだけれども、少なくとも日本よりは、こういう先生が育つ土壌がこの国にはあるし、日本からやってきて初めて入った学校の担任がこんなに協力的で明るくて大らかな先生で、本当にラッキーだった。

とはいえ、まだ20代の女性の先生で、言葉の端々に「ギフテッドとは賢い子ども」と単に思っているかも?という疑念を持たせる含みがあった。たまたま長男が「学校では」優等生タイプになっているので議論する必要はなかったけれど、NZの教育界においてギフテッドの深い理解がどこまで進んでいるかはいまだに不明
ただ、担任がこれだけオープンで柔軟、そして子ども第一に考えてくれて協力的だと、例え今は理解していなくても、必要とあらば説明をして理解と配慮を求めよう!と素直に思えるので、やはり幸運なことには変わりないと、つくづくと思った。

にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ
にほんブログ村

にほんブログ村 教育ブログ ギフテッド教育へ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました