世間には未だに「ギフテッド神話」なるものが蔓延しているし、メディアに取り上げられるのは、一般的に分かりやすく、アカデミックに秀でたギフテッド児ばかりで、ギフテッド判定されたと言えば
「すごいじゃん!」
と思われる方も、一定数いるのは仕方ないと思う。
がしかし、強く思うが、子がギフテッドだと判明した時に
「うちの子ギフテッド!ヤッホー!!天才!!」
と喜ぶ親は、圧倒的少数派だろう。
以下、私と夫の「我が家の場合」について率直なところを書くけれど、この感じは割と多数派なんではないかな、と「SNS上に見られるお仲間:私調べ」を根拠として(説得力ない…)思っている。
それが次の3段階
1:正体が分かり、ほっとする
2:今後に向けて遠い目になる
3:気持ちを切り替えてやる気を出す
である。
(写真は「魚釣りに行ったのにレジャーシートでポケカを始めるインドアボーイズ」)
正体が分かり、ほっとする
とにかく、生まれた当初から育てづらく、これは一体なんなんだ???と思い続けてきた。
どこかで育て方を間違ったのか?
体外受精だったのが悪かったのか?
発達障害なのか?
親の私たちが神経質なだけなのか?
頭の中は疑問でいっぱいになり、リサーチをし、あちこちに相談しても「様子を見ましょう」で終わる日々。
そしてやっと辿り着いた、一つの答え。
ギフテッド。
そしてOE。
もちろん、これで終わりなんかでは全然ないけれど「名前がついた=仲間がいる」という安堵は大きい。
うちだけじゃなかった!!
今後に向けて遠い目になる
ホッとしたのも束の間。
現実に引き戻される。
病気のように「病名が診断される → 治療開始」とはいかない。
あくまでも、立ち位置に名前がついただけで、日本では公的な援助が確立されているわけではないからだ。
ここからどうしていくかは、本人と保護者次第。
発達凹のサポートは、ある程度、相談機関が整備されつつあるが、凸に関してはまだまだ手探り状態の日本。
とりわけ、アカデミックに直結しないタイプの才能や、とにかく多方面に学び散らかすタイプ、アカデミックチャレンジよりも知的刺激だけを欲しがりゲーム性がないと退屈するタイプ(←うち)の場合、周囲の大人が「やりたいことを邪魔をせずに静かにサポートする」のは至難の技だと思う。
「いい加減にしなさーい!」って言いたくなるもん。
また、うちの子の場合は感情OEが激しいので、幼児期から低学年でこの状態(喜怒哀楽がとにかく激しい)だと、さらに難しくなる思春期に、「どれだけ感情を胸の中に溜め込むのだろう」、「恋人との関係性を上手に作っていけるのだろうか」、とか、もう先の先まで考えてしまう。
彼がこれから歩むであろう壮絶な感情ジェットコースターを、想像するだけで胸が締め付けられる。
気持ちを切り替えてやる気を出す
そして数日が経つと、
今はそんな遠い話を憂いている場合ではない!
今、できることを探すのだ!
という気持ちになり、今に至る。
日本で通い始めたオルタナティブスクールで、やはりお友達関係などでは思うところもあるけれども、学びに関しては手応えを感じているので、このまま様子を見つつ、少しずつ必要であれば軌道修正していこうと思っている。
以上、判定された時の親の気持ちをお送りしました。
さぞやお喜びでしょう、と思っていた方、ごめんなさい。
そんな気持ちとは程遠かった我が家です…。
最近、学校でまたスクラッチをやっているようだったので、この本を買ってみました。
途中まで出来上がっているものを完成させる、からスタートするので、簡単な割に完成度が高くてやりやすいです。
この手のチュートリアルものが2冊目の我が家では、途中の説明は飛ばして、完成見本だけ見てぐいぐい進めていました。
↓
ゲームを改造しながら学ぶ Scratchプログラミングドリル: プロのゲームクリエイターが伝授! 考えて遊んで面白くするゲーム作りの思考法
ポケモン図鑑、一通り揃えたので、これにも手を出しました。
学校に持っていって、休み時間などに繰り返し読んでいるようです。
高さ、重さ、温度、速さ、など、さまざまな数字が出てきて楽しいみたい。
↓
ポケットモンスターサン&ムーン ポケモンくらべる図鑑 (ワンダーライフスペシャル)
クリスマスプレゼントになる予定のポケカデッキ。
このままだと弱いので、個別のカードを足して強化するそう。
細かく指示をもらわないと、クリスマスプレゼントも難しくなってきた〜。
↓
ポケモンカードゲーム ソード&シールド スペシャルデッキセット リザードンVSTAR vs レックウザVMAX