帰国を目の前に、なんとなくモノの整理を始めて、ニュージーランドに来た時に持ってきたよかったものや、欲しくなって日本から送ってもらったものをを思い出したので、メモがわりに記録。
(子供の発達とは関係ないです)
あくまでも、ニュージーランドの田舎在住の場合です。
オークランドだったらダイソーもあるし(高いけど)入手できるものももっとあると思う。
また、私たちはコロナ禍で船便も止まってからの移住だったので、別便は一切なし。
家族4名でスーツケース2個と段ボール3個のみで、飛行機に乗って引っ越してきたので、最低限のものしか持ってきてない。
その後は、半年に一度くらい、欲しいものをネットショッピングで実家に集め、母に段ボールにまとめて送ってもらっていた。
キッチン用品
キッチン周りのものは、やはり和食を作る上で欲しかったものが多かった。
パンと肉で全然幸せに暮らせる!
という場合は不要だと思うけれど、自炊で和食、と思っている人は、心の平安のためにも是非。
- 包丁
(やはり日本の包丁は良い!Globalのものはこちらでも売っているけど、五徳包丁一つで180ドルとかするので、持ってこれるなら持参をおすすめ。私は大小2本と研ぎ器の3点セットで助かった。良い包丁があれば、お刺身も自分で作れるし!)
- おろし器
セラミック製の小さいおろし器は、義姉妹や義母へのお土産も含めいくつか買ってきて、大人気だった。ニンニクや生姜をすりおろして調理や薬味に使えるのでめっちゃ便利。
これがないときは、チーズおろし器でおろしていて、手を切りそうだった。
- 菜箸
地元のアジアンマートに意外と売られなくて、日本から送ってもらった。100均のだけど、あると便利。 - ゴマすり器
本当は、すり鉢になっていてそのまま食卓に出せるタイプのものが欲しかったのだけど、重くて持ってくるのも送るのも面倒だったので、昔懐かしい卓上すり器。ゴマはオーガニック系スーパーなんかで普通に売っているので、それを小鍋で炒って使うと、香り高いフレッシュな胡麻が楽しめる。こういう薬味系は、癒しになるから貴重。
- 味噌汁椀
セラミックの小さいボウルは売られているので、ご飯茶碗はなんとかなるんだけど、味噌汁はやはり軽いものが欲しくて、日本から軽いものを取り寄せた。
レンジも食洗機もOKなので、子供のいる我が家では普段使いに便利だった。
- 丼
うどんやラーメンなどの麺類や、親子丼や牛丼などの丼ものを作るときにちょうど良いサイズのボウルを探すのが大変で、見つけるのに1年かかったので、次回は何か考える。
丼ものは浅いスープ皿で代用可能だけど、麺類だけはシリアルボウルだと小さいし、サラダボウルだと巨大だし、で不便であった。 - メラミンスポンジ
100均とかで売ってるメラミンスポンジ。お掃除に便利なのでよく使うのだけど、ニュージーランドで買うと結構なお値段なので、日本から荷物を送ってもらう時の緩衝材がわりに、バラのものをぽいぽい詰めてもらっていた。隙間にぜひ! - 子ども用箸
大人用の箸はまあまあ揃うけど、子供用の小さいサイズや練習用のお箸がないので。トング見たいのは見たことあるけど、高かったし。実は100均のを買って送ったんだけど、すぐに分解しちゃって使えなくなってしまったので、帰国したらもうちょっとちゃんとしたのを買い直す予定。
そろそろお箸の練習しないと、外のお弁当とかヤバいかも。
子供服
子供服は、こだわりによるかも。
親子ともにこだわりがなければ、ニュージーランドでもひと通りのものは揃う。(当たり前)
けど、我が家はこだわりがあったのと、痩せ型だったため、パンツに苦労した。
- ストレッチパンツ
幼児期からストレッチパンツを愛用しているうちの子たち。
ニュージーランドの男児用パンツは、なぜか一様に、スエットの紐付きだ。
ウエストにゴムが入ってないものもかなり多いのだけど、着心地悪くないのかな。
長男は感覚探求するのもあり常にぴょんぴょこしている。だからとりわけ長ズボンに関しては、ストレッチ素材でないと「固い」「きつい」と言い、何とか誤魔化して履かせておいても、いつの間にか自分で勝手に着替えてしまうほど。
また、日本人で痩せ型だと、ウエストと丈のバランスを合わせるのも大変だ。丈を合わせるとウエストがゆるゆる。ウエストに合わせると丈がつんつるてん。
そういうわけで、放っておくと、履き心地の良い、膝に大きな穴があいたパンツをいつまでもはき続けるので、ユニクロや韓国製のストレッチ素材パンツを、シーズンごとに日本から送っていた。
特に裏シャギーの柄物パンツは、みんなに可愛い!気持ち良さそう!って絶賛された。
- スニーカー
意外と苦労したのが、子供用の靴。
KmartやWarehouseの安いオリジナルブランドものは、あっという間につま先がぱっくり開いたり、擦り切れて穴があいた。
そしてちゃんとしたメーカーもののキッズサイズは高い!
スポーツ店なんかで購入すると1万円近くするし、セールで安くても6000円くらいはする。
穴があいてしまったり、突然サイズアウトしたので、泣く泣くこちらの高いものを買ったけれど、移住の時に持ってこれるなら、子供服を減らしてでも靴を持参すればよかった、と後悔。
アマゾンとかで3000円台で購入できるの、素晴らしいと思う。
日用品
- 便座カバー
ニュージーランドにはウオッシュレットがありません!
いや、多分ある場所もあるのだとは思うけれど、かなり高級なお住まいにお邪魔して、バスルームに暖房やヒーター付タオル掛けがあっても、基本的にウオッシュレットはついていない。
そして、ニュージーランドの冬は長くて寒い。
というわけで、夏に来た私たちだけれど、冬になってすぐに、せめてカバーくらい、と、便座カバーを取り寄せた。
便座にペタッと貼り付けるタイプで、取り外してネットに入れて洗濯機にぽいっと入れられるし、冬はめちゃくちゃ重宝している。
この3色セット、見た目も上品だし、ふわふわで気持ち良いし、おすすめ。
- マグネットシート
こういうちょっとしたものが、手に入りづらいのがニュージーランド。
A4サイズのものはペタッと冷蔵庫に貼って、買い物リストとして使っている。ホワイトボードにマグネットついてるものよりも、すっきりして良い。
あと、両面が白いものをカードサイズくらいに小さく切って、子供のビデオカードとして使っている。1枚20分のカードが4枚冷蔵庫に貼ってあり、使ったら裏返していくので、あとビデオ何枚ある?と確認しながら自分で計画を立てて使っている。
おもちゃ
おそらく、衣類の次に多かったのはおもちゃ。実際、おもちゃは持ってきてよかった。
私たちが来たときは2週間の隔離があったので、その時に本当に役立ったのと、自分のおもちゃがあるのは、何となく情緒が安定するなと思った。
それから、日本のおもちゃがあったおかげで、日本語を引き止める役にも立ったと思う。
バイリンガル育児は長期戦なので、居住地でない方の言語のレベルを落とさないように、地味〜な努力が必要なのだ。
- キャラクターグッズ
ポケモン図鑑、シンカリオン、キラメイジャーなど、当時ハマっていたキャラクターのおもちゃや本。
それ自体で遊ぶのもそうだし、おもちゃを持っていることで、それに関連した動画もずっと観続けた。
こちらで日本人のお友達はいないので、おもちゃがなかったら、観るものも英語のものにすぐにシフトしたと思うけれど、ネットで動画を見る→それを思い出しておもちゃで遊ぶ、のサイクルを繰り返すことで、日本語に触れる時間を一定に確保できたと思う。
基本的にキャラクターも戦隊モノも全然好きではないんだけど、楽しそうなのと、日本語のつながりがあってくれればそれでよし。
クリスマスやお誕生日に、日本のおじいちゃんおばあちゃんが買って送ってくれたりしていた。
- 知育玩具
知育玩具の種類の多さも、日本は本当に素晴らしいと思う。
ニュージーランドでは、知育玩具というか、普通に良い絵本(英語)なんかもなかなか手に入らない。
ちょっと良いなと思う本は、大体オーストラリアかイギリスからの取り寄せで、高い送料と数週間の時間がかかるので、気軽に買えない感じだ。
日本から買って送るのも同様に時間とお金がかかるので、絵本類は諦めて、お風呂にはれるひらがな表、カタカナ表、漢字表などを送ってもらっていた。
アンシャンテの表はイラストが可愛い
- ドリル類
ちょっとでも日本語に…と思ったけれど、長男はもはや普通のドリルはほとんどやらなかった。
その代わり、ポケモンカードゲームにハマって、ポケモンの名前や技の名前なんかは勝手にどんどんと書いたり読んだりして、日本語がある程度身についていたので、まあ良いか、と思って放っておいた。
次男はキャラクターがついているものだけやっていたので、敏感期に当たっていれば、好きなキャラクターものは良いと思う。
これからニュージーランド(の地方都市)に来る皆様。
また他の国々でも海外移住をする方の参考に、少しでもなると良いなー。
でも一番は、未来の私へ。
次にニュージーランドに戻ってくる時に、これら覚えておいてー。